Blog矯正治療のデメリット
お知らせ・ブログ2017/01/20
吹田市千里山東にある通いやすい歯医者「あらかわ歯科・矯正歯科」。こちらは、【矯正治療のデメリット】に関するページです。当ブログでは、クリニックからのお知らせや新着情報、歯科診療に関することなどを随時更新しています。もしお口のことで気になること、お悩みがあれば、ぜひお早めに当歯医者までご相談ください。当歯医者ではできるだけ歯を残し、痛みが少ない治療をご提案しています。
成人してから歯列矯正をする人が増えています。
歯並びがよくなることで、虫歯になりにくくなる、噛み合わせによる肩こりの改善等、健康面でもメリットがある他、長年のコンプレックスが解消された、口元が美しくなったと言われる、笑顔に自信がもてるようになった、など審美的、心理的なメリットも大きいようです。
一方で、矯正治療にはデメリットがないわけではありません。
まず、歯列矯正には保険が適用されないため、かなり高額の費用を自己負担することになります。
また、成人矯正の場合は、歯の移動に伴う骨の組織の修復に時間がかかります。そのため、矯正にかかる期間が2~3年かかることも珍しくはありません。
その間は定期的に歯科医院に通うことになり、かなりの時間をとられます。また、矯正装置としてワイヤーを装着することになるため、見た目が気になるという人もいます。
そして、装置の装着によって歯磨きがしづらくなるため、虫歯になりやすいというリスクもあります。
また、矯正によって歯の根っこが溶けてしまうことがあり、その場合には、最悪矯正中止ということにもなりかねず、治療も必要となります。
さらに、矯正を行うと、ほとんどの場合歯周炎が起こるというデータもあります。成人矯正は必ずしもメリットばかりではなく、リスクをともなうものなのです。
矯正を考える場合は、まず歯科医院に相談して、十分な説明を受ける必要があります。できれば、事前カウンセリングは複数の歯科医に依頼した方がいいでしょう。